【米シアトルで本紙特派員・斎藤孟】メジャー3度目の「岩手対決」も見応え十分だった。エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)は「良い悪いがはっきりしていた」と3打席を振り返った。

 初回は菊池雄星が投じた低めの直球に手が出ず見逃し三振。三回の第2打席は外角低めのスライダーを打たされて二ゴロに倒れた。

 先輩との直接対決は初対戦(6月8日)で1本塁打を含む2安打を放ったが、2度目(7月14日)は四球と三振に終わった。レギュラーシーズン最後の対決となったこの日は五回の第3打席で後輩が意地を見せた。

 外角を突いた直球を鮮やかにはじき返し、左中間フェンス直撃の二塁打。「行ってほしかった。ちょっと(バットの)先だった。きっちりコースに来ていたのでフェンスを越えるのは難しい」。後半戦初の長打は先輩からだった。

 来季に「二刀流」が復活すれば、県人メジャーリーガーの投手戦も期待される。打者として試合に出場しながら投手としてのリハビリに励む日々が続く。