一戸町一戸の県立一戸病院(小井田潤一院長)が本年度から始めた認知症デイケアセンター「わく夢(ゆめ)」が患者や家族の負担軽減に寄与している。県立病院として初めての開設で、6月7日までの利用者は延べ102人。症状の進行防止にスタッフが連携して取り組み、安心して暮らせる地域づくりにつながることが期待される。

 わく夢は今年4月、休止した病棟を活用して開設した。医師や看護師、作業療法士らが連携し、ゲームや歌などのレクリエーションを通し、症状の進行防止、身体機能や日常生活能力の維持と改善を図る。歌や話をするコミュニケーションロボットも導入し、利用者の興味を引く。

 対象は、精神症状や異常行動が著しい認知症患者で、医師の診察で認められた人。若年性認知症の患者も受け入れ、介護保険のデイケアと併用している利用者もいる。

 定員は1日25人。月―金曜の午前9時~午後4時。1日当たりの利用料は1割負担の患者で1160円、3割負担で3480円。問い合わせはわく夢(0195・33・3101、平日午前9時~午後5時)へ。