金ケ崎町西根の町立図書館(及川敏雄館長)は今月末まで、現在の県立農業大学校(同町六原)にあった旧陸軍軍馬補充部六原支部と宮沢賢治の関わりを紹介する企画展を開いている。同支部を題材にした詩などを取り上げ、地域に残した足跡を伝えている。

 作品集や賢治の肖像を伝える本など約50冊をそろえ、同町に関する記述がある箇所を付箋で示している。期間中は企画展の本の貸し出しはしていない。

 同館によると、賢治は1924(大正13)年4月、花巻農学校(現花巻農高)教員時代に遠足で軍馬補充部を訪れ、詩「軍馬補充部主事」を残した。ウコンザクラの木や畑の向こうに見える経塚山など、六原の春の風景を描いている。

 開館時間は午前10時~午後7時。月曜、祝日は休館。