宮古市田老の宮古北高(熊谷和浩校長、生徒76人)は19日、三陸鉄道の震災学習列車を活用した全校遠足を行った。生徒は復興が進む沿岸部の街並みを眺めたり、震災当時の話を聞きながら、地域の現状に理解を深めた。

 宮古駅から列車に乗り、震災当時の写真を見ながら三鉄社員の説明を受けた。釜石市鵜住居(うのすまい)町のいのちをつなぐ未来館では、復興の現状や震災時に小中学生が率先して高台に避難した「釜石の奇跡(出来事)」などを学び、当時の釜石東中3年生で、同館に勤務する菊池のどかさんが実際に避難したルートを一緒にたどった。

 午後には山田町船越の鯨と海の科学館を訪れ、同町の捕鯨の歴史や復興までの歩みに触れた。学びの内容をポスターにまとめ、全校集会や文化祭で発表する。