奥州藤原氏が追い求めた平和な世界と、東日本大震災からの着実な復興を願う「平和の祈り」(平泉町主催)は1日、同町平泉の観自在王院跡(かんじざいおういんあと)で開かれた。

 町民ら約350人が参加。町内8寺院の僧侶15人が、南門跡から舞鶴が池まで約50メートルを歩き、祭壇で読経。池の前で平泉小と長島小の5、6年生118人と地元コーラス団体「コール・ファンタジー」がそれぞれ歌声を披露した。

 平泉ユネスコ協会文化財愛護少年団を代表して平泉小6年の松島久也君、金田葉月さん、千葉結末(ゆうみ)さんが「平泉に生まれ育ったことに誇りと自覚を持ち、この素晴らしい伝統を多くの人に広めていく」と世界平和へのメッセージを発信した。

 平和の祈りは6月29日の平泉世界遺産の日に合わせて開催しており、2015年から始まった。