福祉・医療コンピューターシステム開発販売のワイズマン(盛岡市、南舘聡一郎社長)は16日、エコナビスタ(東京都、渡辺君人社長)と業務提携した。慢性的人手不足にある介護現場の業務効率化に向け、情報通信技術(ICT)を活用した新システムの開発販売を進める。

 提携では両社の既存商品の強みを生かす。エコナビスタの見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」でセンサーにより施設入居者の睡眠状態などを把握。ワイズマンの介護記録ソフト「ワイズマンSPシステム」を使い、読み取った睡眠データを自動で記録システムに反映させる。

 巡回をせずに睡眠状態を把握でき、申し送りのための記録の手間も省ける。特に夜間は人手が不足しがちで、介護職員の見守り・記録業務の負担軽減になる。

 深刻な人手不足にあえぐ介護業界では近年、ICT化による業務の効率化が注目される。両社は本年度中の商品化を視野に準備を進めていく。