北上市相去町の北上翔南高(坂本美知治(みちはる)校長、生徒661人)は15日、同市さくら通りのさくらホールで同校創立100周年記念の鬼剣舞部発表会を開いた。第43回全国高校総合文化祭(27日~8月1日、佐賀県)郷土芸能部門に出場する同部は、本番に向けた稽古の成果と節目の感謝を来場者約千人に届けた。

 1~3年の全部員82人が出演。保護者や同部OB、OGらの前で、基本の舞の「一番庭」や激しく刀を交差させる「刀剣舞の狂い」などを踊った。同校新体操部や花巻市の花巻農高、奥州市の岩谷堂高の両鹿踊部も出演した。

 鬼剣舞部は、全国高総文祭で演舞する組踊りも披露。一番庭から始まり、余興的な「膳舞」「カニムクリ」で会場を沸かせた。最後は、刀の端を持ったまま輪になり刀をくぐる「八人加護」を16人で踊り、ステージ全体を使い躍動的に舞った。

 鬼剣舞部は8月1日に演舞。本番に向け北上市の岩崎鬼剣舞保存会の指導を受け完成度を高めてきた。中家舞部長(3年)は「多くの皆さんに全力の姿を見てもらえた。(優秀校東京公演の)国立劇場の出演を目指し、全国に鬼剣舞を広めたい」と意気込んだ。