1964年東京五輪で使われた旧国立競技場の聖火台が14日、陸前高田市高田町の夢アリーナたかた前に設置された。県内巡回で唯一の点火イベントを行い、市民らは来年に迫る「復興五輪」に期待を膨らませた。

 ソフトバンク東北絆カップ・バスケットボール大会に合わせて開催。約100人に見守られ、菅野心美さん(竹駒小1年)と小林蒼羅(そら)君(矢作(やはぎ)小1年)がトーチを掲げると、オレンジ色の炎が立ち上がった。

 小林君は「火が大きい」と目を見張り、菅野さんは「東京五輪で水泳競技を見てみたい」と本番への思いを述べた。参加者は聖火台前に並び、はつらつとラジオ体操した。

 聖火台は高さと最大直径がともに2・1メートルで、重さは推定4トン。2020年東京五輪・パラリンピックの機運醸成で5月本県入りした。