復興・大船渡全国ちんどんまつり(実行委主催)は14日、大船渡市盛町のリアスホールで開かれた。2013年に始まり、東日本大震災で被災した同市を活気づけてきたが、7回目となった今回「最終回」を迎えた。全国の団体が個性あふれる演奏でラストステージを盛り上げ、市民ら約千人に元気と感動を届けた。

 全国のプロ・アマ19団体などが出演。各団体は色とりどりの衣装を身にまとい、趣向を凝らした陽気なパフォーマンスを披露した。会場は軽妙なチンドンの音色と観客の大きな笑い声に包まれた。

 同市立根町の会社員菅原千春さん(63)は「2回目からずっと見ているが、肩肘張らず楽しめるステージでとても素晴らしい。また戻ってきてもらいたい」と復活を願った。

 同まつりは同市日頃市町のチンドン寺町一座(鈴木正利座長)が発案した。同一座も出演し、復興を後押ししようと奮闘してきたが、17年以降、中心メンバーだった杉山政雄さん、新沼健一さんが相次いで死去。運営費の確保も難しくなり、今回で一区切りにすることを決めた。