体験や交流を通して浄法寺漆に理解を深めるツアーは13、14の両日、二戸市内で行われた。首都圏などから15人が参加し、漆や二戸の食の豊かさを体感した。

 市の委託で、生活用品販売や飲食業を手掛けるディアンドデパートメント(東京都世田谷区)が主催した。14日は同市浄法寺町で、漆掻(か)きや、漆製品展示販売施設「滴生舎(てきせいしゃ)」での漆塗りを体験、漆への愛着を高めた。

 昼食は牛、豚、鶏の三大ミートや地元産の野菜、果物をふんだんに使い、同社が運営する「d47食堂」のスタッフらが調理。生産者らと交流しながら漆の器や箸で堪能した。ツアーでは、へっちょこ団子づくりやヒメボタル観賞も行われた。

 東京都目黒区の会社員蓬田翼さん(39)は「漆塗りは初めてで難しかったけれど、楽しかった。良い経験ができたので、また来たい」と笑顔で話した。