南部氏ゆかりの本県と青森県の7城は13日、城の名前やゆかりの家紋などがあしらわれた「御城印(ごじょういん)」の販売を開始する。県内は二戸市の九戸城、久慈市の久慈城、遠野市の鍋倉城の3城。県内での販売は初めてとなる。「お城ブーム」で全国的に城郭ファンが増える中、南部氏ゆかりの城のさらなる知名度向上や観光客増加が期待される。

 御城印は、城を訪れた記念品として全国100カ所以上で販売され、ファンの人気を集める。南部氏ゆかりの御城印は、国史跡で「日本100名城」の根城がある八戸市教委が呼び掛け、7市町村教委で組織する南部「御城印」プロジェクトで企画した。

二戸市埋蔵文化財センターで販売する九戸城の御城印

 参加するのは県内の3城と根城のほか青森県の種里城(鯵ケ沢町)、聖寿寺館(しょうじゅじたて)(南部町)、三戸城(三戸町)。売り上げの一部は城の維持管理や整備活用に充てられる。

 国史跡の九戸城跡は2017年に「続日本100名城」に指定され、注目が集まる。16年度には2394人だった観光客が、17年度に5057人、18年度には8299人と増えている。

 御城印は1枚300円(税込み)。県内の販売場所は九戸城が二戸市埋蔵文化財センター、久慈城が道の駅くじやませ土風館、鍋倉城が遠野市立博物館。