岩手銀行(田口幸雄頭取)は16日、新築移転などを考えるシニア世代向け住宅ローン「いわぎんリバースモーゲージ・悠活(ゆうかつ)」を発売する。新築、リフォーム資金を貸し付け、利用者は利息分のみ支払い、借り主の死亡時に担保不動産を売却して残額返済に充てる仕組み。郊外から市街地への転居や、高齢夫婦に合ったコンパクトな住宅への建て替え需要に応える。

 同様の商品は県内金融機関では初めて。50歳以上を対象に、新築購入やリフォーム、福祉サービス付き住宅の入居一時金などに利用できる。一定の収入基準をクリアした人が対象。月々の返済は利息分で済むため、年金受給者でも利用できるのが特長だ。

 元金は契約者の死亡時に支払うことになり、借り入れで建てた不動産を売り払って返済原資とする。仮に売却額が元金に満たない場合、住宅金融支援機構からの保険金を充当するため、子どもら相続人は不足分を支払う必要がない「ノンリコース型」。変動金利で、融資上限は所定の規定に従って決まる。

 25日に盛岡市中央通の同行本店で午後1時と同1時40分から、説明会を開く。参加無料で各回定員50人。申し込みは市内の各支店窓口へ。