プロ野球マイナビオールスターゲーム2019は12日、東京ドームで第1戦が行われ、全パが6―3で全セに快勝し、2017年から5連勝して通算成績を85勝78敗11分けとした。

 最優秀選手(MVP)には先制本塁打を含む1安打3打点をマークした森(西武)が昨年の第1戦に続き2度目の受賞となった。全パは二回、森の2ランで先制。六回には浅村(楽天)、山川穂高(富士大-西武)の2者連続本塁打で2点を加えた。全セは九回に原口(阪神)の2ランで追い上げたが及ばなかった。第2戦は13日に甲子園球場で行われ、先発投手は全セが菅野(巨人)、全パは山岡(オリックス)と発表された。

 誰もがこの男の一発を待っていた。西武の山川が2度目の球宴で初本塁打を放った。ファン投票でセ、パ両リーグ最多の票を集め「本塁打を打つ」と宣言し、有言実行して見せた。「狙っていた。打った瞬間、行くと思った」と胸を張った。

 待望の瞬間は2―1で迎えた六回に訪れた。昨季まで同僚だった浅村(楽天)がソロを放った直後に打席へ。山口(巨人)の初球、144キロの直球を「レアード(ロッテ)みたいに手を離して打ってみよう。球宴でしかできないこと」と投手寄りのポイントで捉え、ライナー性の打球を左翼スタンドへたたき込んだ。ベンチに戻って両手を突き上げる、おなじみの「どすこいポーズ」を松田宣(ソフトバンク)らを従えて披露した。