盛岡市菜園の文具セレクトショップpen.(菊池保宏代表)は12日、「いわてのいいイロ発信プロジェクト」のオリジナル万年筆インクを再発売する。本県の地域資源を12色で表現する同プロジェクト(同市、竹村育貴・杉立修共同代表)に共感し、第1弾商品の3色が誕生。色に込めた地域の物語を県内外に広める。

 再発売するインクは、東日本大震災の津波到達点に植樹された桜並木を表す「陸前高田ゆめブロッサム」と、夜空と星々をイメージした「種山高原ギャラクシーブルー」、商品化を記念した特別色で、緑を帯びた深い青の伝統色「岩手県旗グリニッシュグレイ」。

 セーラー万年筆(東京都)の職人が手作りし、3月8日に発売したが、翌日に完売していた。

 同プロジェクトは自然や文化、伝統工芸、食など地域の魅力を色と物語で示す取り組みで、2014年度の復興庁「新しい東北」先導モデル事業。菊池代表(38)は「素晴らしいプロジェクトを商品で発信したかった。来年までに全色を商品化させたい」と見据える。白などインクにできない色は別製品を予定する。

 インクは3色で計84本販売。1本50ミリリットル入りで税別3千円。同店は平日と土曜は午前11時~午後8時、日曜祝日は午前11時~午後7時。不定休。問い合わせは同店(019・613・3873)へ。同プロジェクトホームページのURLはhttp://www.1116nippon.net/