JAいわてグループは本年度、県内の子ども食堂やフードバンクへの支援に努めている。10日は県農協五連が役職員に呼び掛けて集めた食品を寄付するフードドライブを実施。将来的には系統出荷から外れた食品などの提供も視野に入れ、食品ロス削減と子どもの支援に力を入れる。

 盛岡市大通の県産業会館で贈呈式を行い、県農協中央会の阿部勝昭副会長が、子どもの居場所ネットワークいわての山屋理恵代表に飲み物や缶詰、米など計605点を贈った。

 同グループによると、農協による県全体での子ども食堂支援は全国でもめずらしい。同グループは昨年から勉強会を開いており、今年は6日の国際協同組合デーに合わせて、7、8月に県内7農協が子ども食堂やフードバンクの勉強会を開いたり、物資提供を行ったりする。

 今後は各農協が子ども食堂の運営団体との連携を強化し、産直で売れ残った食材の提供などを模索。一般的に系統出荷から外れた農畜産物は産直で安く売られるが、売れ残りも多いのが現状で、子ども食堂への提供が実現すれば、生産者が回収せざるを得なかった食材の有効活用につながる。