21日投開票の参院選岩手選挙区(改選数1)で、立憲民主、国民民主、共産、社民の党幹部らと達増知事は9日、盛岡市内丸の県庁前で合同の街頭演説を行い、4野党の統一候補で無所属の新人横沢高徳氏(47)への支持を訴えた。自民党が知事選候補と連動する動きに対抗し、「岩手は共闘の発祥の地」(共産党の志位和夫委員長)と野党勢力の結集を呼び掛けた。

 志位氏のほか、立民の初鹿明博衆院議員、国民民主の森裕子参院議員、社民党県連合の小西和子代表、達増知事が横沢氏の応援に駆け付けた。街宣車の脇には、支援する県議や市議約20人がずらりと並んだ。

 志位氏は「横一線の大接戦」と岩手選挙区の情勢を報告。2015年知事選で当時の5野党の代表が達増氏の支援に回った経緯を踏まえ「日本の政治を変えるのは野党共闘、この道しかない」と訴えた。

 達増知事は「岩手は特別でいい。特別な参院議員を岩手から国会にプレゼントしたい」と呼び掛け、森氏は「オール野党、市民の力で横沢氏を国会に送ろう」と気勢を上げた。初鹿氏は「安倍政権の下で民主主義が崩れている」として、老後資金2千万円問題などで政権批判を繰り広げた。