オリエンテーリングの世界選手権(8月12~17日、ノルウェー・エストフォル)に岩手大出身の盛合美誉(みえ)(じゃじゃじゃOC)=盛岡市=が出場する。体力、知力の総合力が試される同競技で国際大会出場経験もある27歳。2度目となる今回の世界選手権を競技人生の集大成と位置づけ「自分の力をぶつけてきたい」と完全燃焼を誓う。

 盛合は宮城県山元町出身。仙台南高では陸上・走り幅跳びの選手で、岩手大入学後にオリンテーリングに出合った。地図とコンパスを頼りにチェックポイントを回り、タイムを競う同競技。「体力や読図力、判断力なども大事で、数字(タイム、距離)だけで勝負がつかないのが魅力」とのめり込み頭角を現した。

 2、3年時に世界ジュニア選手権、社会人1年目に世界学生選手権に出場。競技から離れた時期もあったが、3年前の国内大会で日本代表選手に競り勝ったことが自信となり、本格復帰した。

 昨年12月のアジア選手権(香港)では個人、リレーの2種目で優勝し、世界選手権代表に内定。今年4月の全日本選手権ロングディスタンス競技では自己最高の準優勝を果たし、夏の大舞台に向け調子を上げている。

 今大会は個人種目のミドルディスタンスの他、リレーへの出場が見込まれる。「競技者として成長してきた自分が、世界でどの位置にいるのか確かめたい」。強い思いと、職場や家族らへの感謝を胸に世界へ挑む。