東証1部上場のITサービス大手SCSKの完全子会社SCSKサービスウェア(東京都、資本金6億2千万円、清水康司社長)はコールセンター業務を担う岩手センター(盛岡市大通)を拡張した。東北唯一の拠点である本県を軸に事業拡大を進め、1年後をめどに地元から150人の新規雇用を計画。人工知能(AI)による最新機器を用いたサービスを展開し、在宅ワークなど多様な働き方にも対応する。

 入居するビルで3日までに改修工事を終え、使用フロアを1273平方メートルに倍増させた。コールセンターの席数も約100席から2倍となった。

 2002年11月に開所した同センターは専門性が求められる特定業務を受託する「ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)」事業を担い、パソコンやスマートフォン、ソフトウエアの操作に関する技術支援、マーケティング業務などを展開。文字や数字を自動でデジタル化する際、精度や速度をAIで向上させる装置も活用し、作業の効率性を高めている。

 企業でのIT普及などでBPO分野が全国的に成長傾向にある中、現在約100人とみられる従業員を20年度までに2・5倍に増員し、将来的な事業拡大に備える。