県は7月1日から、県立367施設の敷地内を禁煙とする。望まない受動喫煙を防ぐ健康増進法の同日からの一部施行に伴う対応で、屋外の喫煙所や灰皿が閉鎖・撤去される。県庁舎のほか、アイーナ、県営球場など多くの人が訪れる施設も対象となる一方、議会棟は対象外となった。

 盛岡市内丸の県庁は屋外に設置している喫煙所を閉鎖。対象外は▽宿泊施設(宿泊者に限る)▽施設でのコンサートの出演者や大会出場選手ら▽指定管理施設のうち利用料金制の施設(2019年4月時点の指定管理期間に限る)。それ以外は職員、来場者いずれも禁煙となる。

 同法で7月から敷地内禁煙となるのは学校、児童福祉施設、病院、診療所、行政機関の庁舎など(第1種施設)。国会や裁判所は民間事務所、工場などと同じ第2種施設とされ、対象外となった。県議会議事堂も同様で、判断は議会にゆだねられる。

 愛煙家の県職員からは「大変」「肩身が狭い」との声も漏れる中、県はこれを機に禁煙に踏み切る職員を支えるため、禁煙外来や禁煙補助剤の情報提供を強めるほか、互いに励まし合う「卒煙隊」も結成する。