西武の山川穂高(富士大)が今季4度目の1試合2本塁打をマークしてチームを快勝に導いた。セ・リーグ首位の広島との3連戦を勝ち越しに導き「チームとして勢いに乗っていけると思う」とうなずいた。

 3-2の三回無死一塁で山口の外角スライダーに体をのけ反らせながら逆方向の右中間席へ今季の交流戦初アーチをたたき込んだ。五回にはアドゥワの低めの直球をすくい上げ、左翼席へ2打席連発の25号ソロ。今季55試合目で早くも目標とする50本塁打の半数に達した。

 普段は対戦がないセの投手が相手。それでもお構いなしに自慢の長打力を見せつけ「元々、データはプラスアルファぐらい。自分のスイングができれば、投手は意識しなくていい」とさらりと言う。

 今季最多の1試合5本塁打を記録した西武打線の中でも存在感は別格だ。打点も60に伸ばし、リーグトップを独走中。「去年は(3打点差で)浅村さんに負けて相当悔しかったので、取れるときに取りまくる」と力強く宣言した。