盛岡、一関、花巻の3市で、高齢者がキャッシュカードをだまし取られる特殊詐欺事件が相次いで発生した。手口は市職員などをかたるおれおれ詐欺で、県警は注意を呼び掛けている。

 花巻市では4日昼ごろ、同市の80代女性が盛岡郵便局員を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られた。花巻署によると、女性宅に男から「健康保険の支払いが多いので、多い分を振り込む」と電話があり、女性はキャッシュカードの口座番号や暗証番号を男に伝えた。その後女性宅に男が訪れ、女性はキャッシュカードを手渡した。

 一関市と盛岡市でも5月下旬、80代女性2人が医療費の還付名目などで金融機関職員を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られ、現金を引き出されるなどの被害に遭った。

 県警生活安全企画課は「怪しい電話はうのみにせず、一度電話を切ってから警察に相談してほしい」と呼び掛ける。