大船渡市三陸町の吉浜中(村上誠校長、生徒35人)は4日、同市三陸町吉浜の根白(こんぱく)漁港で漁業体験学習を行い、ホタテの耳つり作業に挑戦した。本年度で閉校する同校の漁業体験学習は今回が最後。生徒は漁業者から手ほどきを受けながら地元産業に親しんだ。

 全校生徒が9グループに分かれ8、9センチほどのホタテの半成貝を等間隔でロープにつるす耳つり作業を体験。貝殻に開けた小さな穴にプラスチックの留め具を手際よく差し入れ、養殖ロープを完成させた。

 漁船にも乗船し、漁場で養殖ロープをつるした。耳つり作業をへて成長したホタテは1年から1年半後に出荷される。庄司美桜(みお)さん(1年)は「漁業体験は初めて。海を知る貴重な経験になった」と学びを深めた。