岩手日報社が新聞社の総合力で展開するNIB講座「新トレ」

 新聞をビジネスに活用するNIB(エヌ・アイ・ビー=Newspaper in Business)。岩手日報社が新聞社の総合力で展開するNIB講座「新トレ(新聞トレーニング)」は4月の本格スタートから2カ月がたった。

 対象は、企業・団体、自治体、大学、専門学校で、従業員や学生の情報収集能力や文書作成力、会話力の向上に向け新聞を使ってトレーニング。これまで、盛岡友愛病院が人材育成プログラムに取り入れ、盛岡大、盛岡情報ビジネス専門学校が授業に導入している。このほか、岩手銀行は制作センター見学にあわせ岩手日報の読み方講座を実施。企業、団体から申し込み、問い合わせが寄せられている。

 教材となる新聞は、事業者や受講者が一定期間購入。購読料金に講師派遣費用が含まれるシステムだ。一定期間購読することで、講師のアドバイスを基に継続的に紙面を開き、記事を読む習慣が身に付く。新聞を使い読解力や情報収集能力を上げるプログラムは全国各地で行われ評価が高い。

 新トレの主なメニューは11項目。要望に応じ、メニューの組み合わせや他の項目を加えるなど最適なプログラムを作成する。

 「まわしよみ新聞(つぶやき新聞)」は記事を切り抜き、要約や感想を発表。読解力や表現力を養い、プレゼン力を身に付ける。

 「新聞の読み方」は、朝の忙しい時間帯や休憩時間を使い、無理なく紙面に目を通し、短時間で情報を収集する方法や注目記事の見つけ方といった岩手日報の読み方を解説する。

 「メディアの特徴と新聞」は、新聞、テレビ、電子メディアの特徴を生かした効率的な情報の入手法や活用法を紹介。「新聞ができるまで」は取材から紙面制作まで一連の作業を追い印刷の現場も見学できる。

 「文章の書き方」は、記事執筆の手法を生かし、リポートやレジュメ、企画・報告書の書き方を研修。「記事を使ったコミュニケーション」は、新聞記事を生かしたコミュニケーション術。

 「プレゼン法」は、プレゼン時に生かせる新聞記事の探し方を解説。「3・11 新聞社(記者)は、こう動いた」では、震災報道に関わった記者の講話のほか、災害に対する危機管理など蓄積したノウハウを伝える。

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