事件や交通事故の被害者や家族を支援するいわて被害者支援センター(細江達郎理事長)と一関商工会議所女性会(佐藤善子会長、会員371人)は1日、犯罪被害者らの支援協力に関する協定を結んだ。センターの要請に応じて女性会が生活支援物資を無償提供する。締結により支援の輪の広がりが期待される。

 センターは犯罪被害者が必要とする衣類や食品などの物品を把握。同商議所を介して女性会に要請し、会員から調達する。物資は同商議所に集め、センターを通じて被害者に提供する。

 協定はセンターの賛助会員である同商議所の佐藤晄僖(こうき)会頭が呼び掛け実現。一関市内で被害者支援コンサートを開くなど活動のつながりを持つ中で、より多くの支援物資が集まるのではないかと提案した。

 事故に遭い家族を亡くした世帯や、ドメスティックバイオレンス(DV)を受け避難した人の中には経済的に困窮するケースも多い。佐藤会頭は「支援が他団体にも広まるといい。最初は小さな取り組みかもしれないが、社会全体で被害者を支えられるよう取り組みたい」と誓う。