盛岡市中ノ橋通の商業施設Nanak(ななっく、早瀬恵三社長)は2日、閉店した。旧川徳、中三から約半世紀続く肴町商店街の核店舗が消えた。解体後の跡地には複合型商業施設の建設構想があり、親会社の投資会社マイルストーンターンアラウンドマネジメント(東京)の早瀬社長は同日、開業について記者団に「4、5年かかる」との見通しを明らかにした。

 早瀬社長は再開発施設について「2、3カ月後には概略を示せる」と説明。その上で「長く大きな計画だ。3年ではできない。きちっとしたものを造るには、めどとして4、5年かかる」とし、既にデベロッパーなど複数業者と協議に入っていると述べた。

 取引先への未払い金については、完済期限としてきた「7月末」にこだわらず、各社と個別協議して支払う意向も示した。

 ななっくは同日、午後6時に閉店。石村浩店長は「中三を引き継ぎ約7年、ご愛顧いただきありがとうございました」と頭を下げ、100人を超す客が拍手を送った。従業員約30人が並んで客を見送った。