27日夜、釜石市の三陸鉄道リアス線石塚トンネルに子鹿が迷い込んだ。徐行した上り列車に追いかけられて4・6キロのトンネルを出た子鹿は、下り列車が来ると再び侵入。列車は約40分遅れたが、子鹿は入り口で待っていた親とみられる鹿の元に無事戻った。

 同社によると、同日午後9時5分ごろ、同市の平田(へいた)駅を出た上り列車が、同トンネル入り口付近で3頭の鹿を発見し停車した。2頭は線路外に逃げたが、子鹿とみられる1頭がトンネル内に入ったことから徐行して運転。次の唐丹(とうに)駅に42分遅れで到着した。

 その後、別の下り列車が唐丹駅を発車すると、子鹿が再びトンネルに入り込んだため、徐行。トンネルを出ると、親と思われる鹿が2頭待っていた。この列車は平田駅に40分遅れで到着した。