岩手銀行(田口幸雄頭取)は29日、盛岡市中ノ橋通の同行赤レンガ館で、本県の伝統工芸を紹介する通年型企画展「赤レンガ伝統工芸館」をスタートさせる。第1弾は漆器をテーマに30日までの2日間開催し、11月まで断続的に全4種の手仕事品を紹介する。赤レンガ館は国内外から大勢が訪れる盛岡のランドマーク。その発信力で岩手クラフトの魅力を広くアピールする。

 漆器展には二戸市の滴生舎、八幡平市の安比塗漆器工房、奥州市の及川漆工房など6工房が計約600点を出展する。特別展示として、江戸末期に盛んに作られた浄法寺塗の小皿30枚を紹介。桃やイチョウが描かれ、暮らしに根差した「用の美」を堪能できる。

 会場では甘酒を振る舞い、漆器の口当たりの良さや手触りを楽しんでもらう。29日午前11時からは、丸三漆器(一関市)の青柳真代表らのトークショーも行う。

 入場無料。午前10時~午後4時半。問い合わせは赤レンガ館(019・622・1236)へ。