盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)は27日、生まれたばかりのアメリカバイソンの赤ちゃんの一般公開を始めた。アメリカバイソンの繁殖は28年ぶり3例目で、展示スペース内を元気よく駆け回っている。

 赤ちゃんは雌で、父タイソン(6歳)、母アメリ(同)の間に20日誕生。体重は不明だが、アメリの母乳を飲んですくすく育っている。飼育担当の松村亜裕子さんは「アメリの体を心配したが、出産後は赤ちゃんの面倒をよく見てくれている」と安堵(あんど)する。

 アメリカバイソンはウシ科で、北米大陸の草原に分布。大きいもので雄は800キロ、雌は500キロを超える。同園では1989年の開園当初から飼育している動物で、ゾウやキリンがいなかった当時は大型動物の代表的存在だった。

 辻本園長は「久しぶりに子どもができてうれしい。お客さんにもかわいい姿を見てもらいたい」と話す。

 同園は7月7日まで赤ちゃんの愛称を募集中。展示スペース前にある専用の応募用紙で投票できる。