公海で漁獲されたサンマが26日、本州で初めて大船渡市大船渡町の市魚市場に水揚げされた。生と冷凍合わせて約7トンと数量は少なく、魚体も盛漁期と比べると小さめだが、季節を先取りした「早取りサンマ」を味わった消費者の反応は上々。秋を代表する味覚の新たな展開を業界は注視する。

 公海サンマは同市の鎌田水産(鎌田仁社長)所有の第15三笠丸(199トン)が三陸沖東経157度付近で漁獲。25日午後に大船渡港に入り、26日早朝に発泡スチロール入り生サンマ3トンと冷凍4トンを水揚げした。

 通常は8月下旬ごろに迎える同港のサンマ初水揚げ。梅雨明け前にお目見えし、市場の買い受け人は興味津々で品定めした。生サンマは110~120グラムのやや小型が中心で1キロ当たり800~900円の値を付けた。