紫波町下松本の飲食店Azumane倉庫(桑原宏治代表)は24日、同店で初めて同町と遠野市の酒造会社代表3人を招いたトークセッションを開いた。3人は「ローカルの食」をテーマに地酒の魅力アップについて考えた。

 町内外から約40人が参加。同町の吾妻嶺酒造店の佐藤元蔵元(47)、広田酒造店の広田英俊蔵元(51)、遠野市の遠野醸造の袴田大輔社長(31)が自慢の酒や酒蔵の歴史を紹介した。

 昨年創業した袴田社長は「醸造経験が浅く、品質を安定させるのが難しい」と苦悩を語り、「クラフトビールの面白さを伝えるのが使命だ」と意気込んだ。

 アルコール別にみた年間消費量はビールが40%を超え、日本酒は5%に満たないといい、佐藤蔵元と広田蔵元は「地方は食材に恵まれているが、酒との相性を考えた調理法は少ない。造り手が意図した飲み方や食との組み合わせを発信したい」と思いを込める。