一戸町の一戸高(根反(ねそり)馨校長、生徒275人)は25日、同校で保健講話を開き、北上市の復元納棺師笹原留似子さん(46)が講演した。笹原さんの活動から、生徒たちは命の重みについて考えた。

 「いのち輝かせて 復元納棺の現場から」と題して講演。東日本大震災の被災地で、傷ついた遺体を生前の姿に戻す復元ボランティアの経験を伝えた。

 笹原さんは「死を迎えても絶対に変わらないのが、親子や家族などの関係性」と強調。「大事な人を思い続けていい、というプレゼントを死という存在からもらっている」と説いた。