二戸保健所主催のひきこもり講演会は24日、二戸市石切所の県二戸地区合同庁舎で開かれた。仙台市の社会福祉法人わたげ福祉会の秋田敦子理事長が「ひきこもりの現状と家族、地域ができること」と題して講演し、約50人が理解を深めた。

 秋田理事長は、ひきこもりの人の相談や就労支援、家族支援などを行っている。20代で大学中退後にひきこもった男性や母親らを支援したケースを紹介。長い時間をかけて本人や家族が少しずつ変化していった様子を示した。

 その上で「ひきこもりは何もしないで手をこまねいていては時間が過ぎるだけ。関わり方のコツを学び、工夫をしていくことで家族も本人も前進する。諦めず、できることから継続してほしい」と呼び掛けた。