2019.06.24

寂聴さんとの笑い絶えない日常語る 北上リーダーズ

瀬戸内寂聴さんとの出会いや2人の日常を紹介する瀬尾まなほさん
瀬戸内寂聴さんとの出会いや2人の日常を紹介する瀬尾まなほさん

 日報リーダーズサークル北上例会、作家の瀬戸内寂聴さん(97)の秘書瀬尾まなほさん(31)による講演会「寂聴さんとの出会い、66歳差の二人三脚」は23日、北上市さくら通りのさくらホールで開かれた。約1100人が、寂聴さんと瀬尾さんの笑いの絶えない日常を感じた。

 岩手日報北上広華会、岩手日報社主催、みちのく経済文化研究所共催。瀬尾さんは大学卒業後に寂聴さんが庵主(あんしゅ)を務める寂庵(じゃくあん)(京都市)に就職。現在も4本の連載を持ち続け「誰かのために動く」寂聴さんの生き方に触れ、自らも貧困などで苦しむ少女らを支援する「若草プロジェクト」に携わるようになった。

 寂聴さんのことを「情が深く、誰かのために動く人」と感じ「いつまでも元気で小説が書けるよう支えたい」と語る瀬尾さん。寂聴さんが名誉住職を務める天台寺(二戸市)の大規模改修に触れ「完成した時は2人で来たい」と笑顔を見せた。瀬尾さんは「まなほの寂庵日記」(共同通信社)を本紙に連載中。

 北上市和賀町の高橋久美子さん(67)は「寂聴さんを大切にしていると感じた。普段のやりとりも聞けて良かった」と満足していた。