一関市民合唱団(菅原春男団長)の第50回記念定期演奏会は23日、同市大手町の一関文化センターで開かれた。団員とOB、OG、有志総勢約60人による美しいハーモニーが会場を包み、節目のステージを飾った。

 4部構成の演奏会は「慈しみと愛のあるところ」など「祈り」と題したアカペラ3曲で幕開け。ともに武満徹作曲の「小さな空」、「死んだ男の残したものは…」など団員お気に入りの声楽作品も奏でた。

 締めくくりは50回を記念した「水のいのち」。合唱団が発足した1964年に作られ、団の歴史と同じく55年にわたり歌い継がれる組曲だ。この日のため2月から計5回、合同練習を重ねてきた団員、OBらは「雨」「川」「海」などスケールの大きい5曲を20分以上かけて歌い上げ、約330人の聴衆から大きな拍手が寄せられた。