花巻市桜町の学生服リユースshopさくらや花巻店(多田真弓オーナー)は、不要となった学生服、運動着の買い取りを行っている。学校用品が家計を圧迫している家庭を支援しようと3月に開店、26日に本格オープンし販売も始める。思い出が詰まった学生服を「バトンタッチ」する取り組みが徐々に浸透し、賛同企業も出てきた。

 さくらやは「学生服をお下がりとして譲る人がいれば」とのニーズに着目し、高松市の「サンクラッド」(馬場加奈子代表取締役)が2010年に創業した。

 テレビ番組でさくらやを知った多田オーナー(38)は、自身も3人の子育て中。学校用品の出費の高さを感じており「自分でお店を開こう」と決意しパートナー契約を結んだ。全国で47店舗が営業し花巻店は県内第1号。取り扱うのは花巻、北上両市近郊の幼稚園・保育園から高校の学生服、帽子やかばんなど。これまでに約150点が寄せられた。

 花巻店の呼び掛けに、花巻市北湯口の樹脂サッシ製造販売、東北シャノンが賛同し19日~7月2日に取り組んでいる。次男と長女が着た学生服を寄せた浅沼光市社長(60)は「学生服を購入できない家庭のお役に立ちたいという思い」と善意の広がりを期待する。

 月、水、木、土曜の午前10時~午後3時営業。問い合わせは花巻店(090・2418・0166)へ。