ラグビーワールドカップ(W杯)2019組織委員会は21、22の両日、釜石市で実施するW杯の公式ボランティアのリーダートレーニングを同市大町のTETTO(テット)で行っている。4回に分けて同じ内容で実施し、県内外の計約60人が参加予定。リーダーが担う役割や心構えを共有し、約3カ月後に迫った「復興W杯」を成功に導く決意を高めている。

 21日の初回のトレーニングには14人が参加。組織委の担当者らがW杯の基本情報などを説明した。4、5人のグループに分かれてチームワークなどを高めるゲームも行い結束を図った。

 盛岡市西下台町の森敬司さん(69)は「親類がいる釜石は第二の古里。2016年の岩手国体でボランティアを務めたが、今回もしっかり活動したい」と決意。山形県出身で、東京都足立区の会社員工藤紗貴子さん(41)は「観戦客らが釜石に来て良かったと思えるようにしたい」と意気込む。

 試合会場周辺の運営補助やファンゾーンでの来場者サービスなどを担う釜石会場の公式ボランティアは約700人で、そのうちリーダーは21~78歳の約70人。7月下旬にはボランティア全員を対象に各業務の説明などを行い、8月下旬から釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムなど活動現場でのトレーニングを予定する。