紫波町の第2回地域公共交通会議(会長・藤原博視副町長)は20日、同町紫波中央駅前の町役場で開かれ、デマンド型乗り合いバス運行の実証実験を10月に行う方針を承認した。町内を巡るコミュニティーバス「すこやか号」の来年度以降の運行が不透明なためで、町は実証実験の結果などを基に代替手段として検討していく。

 町によると乗り合いバスは、電話やスマホのアプリで事前予約し、町内に限りどこへでも定額で運行する。

 車両はジャンボタクシーを基本とし、経路上で予約のあった乗客を乗せながら目的地へ向かう。毎日午前8時~午後5時半に運行し、町民以外も利用できる。実施期間や金額は、実施事業者と検討し、利用者にはアンケートへの協力を依頼する。

 すこやか号の運行業務を受託する県交通(盛岡市)は昨年、運転手の確保が難しいことなどから、町に今まで通りの業務は困難との立場を示している。町はすこやか号の継続運行を要請しながら、来年度からの公共交通の在り方を模索していた。