大船渡市の鎌田水産(鎌田仁社長)の大型サンマ船第15三笠丸(199トン)は18日、公海でのサンマ漁に向けて同市の大船渡港を出港した。同社の公海サンマ漁への出港は2隻目。

 午前11時10分ごろ、乗組員17人を乗せた船が同市大船渡町の市魚市場前を出港。家族らが色鮮やかな紙テープで見送った。

 公海サンマ漁は昨年までが試験操業の位置付けで、今年から本格的な通年操業。千葉博幸漁労長(51)は「群れはまだ薄いと聞いているが漁師だから多く取りたい気持ちもある。来年、再来年につながるよう頑張るしかない」と気を引き締める。

 同船は北太平洋の東経160度以西の公海上で操業を予定。漁模様によっては今月下旬にも同港への水揚げが見込まれ、鎌田社長(45)は「消費者に喜ばれる鮮度のよい魚を持ってきてほしい」と期待する。