釜石市起業型地域おこし協力隊でデザイナーの境悠作さん(30)=東京都出身=は、2017年に同市平田の尾崎半島で発生した林野火災の被災木を活用して皿を製作した。今秋に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の大会期間中、同市鵜住居(うのすまい)町の釜石鵜住居復興スタジアムで飲食を提供する出店者に利用してもらう考えだ。

 皿は円形(直径21センチ)と長方形(縦16・5センチ、横23・5センチ)の2種類。0・3ミリの木の板を3枚重ねて圧縮する加工で軽さと強度の高さを実現した。表面には釜石ラグビーのロゴをあしらっている。大槌町の業者が製材し、久慈市の会社が薄い板にスライスする作業を行っている。

 W杯の参加業者には1枚64円(税込み)の特別価格で100枚から販売する計画。大会後はキャンプ場や野外イベントなどでの利用のほか、皿の表面を加工して耐久性を強化し一般販売も目指す。