環境省十和田八幡平国立公園管理事務所(青森県十和田市、森川久所長)は19日、八幡平市と秋田県にまたがる八幡平周辺の高山植物盗採防止合同パトロールを行い、参加者は貴重な自然資源の保護の大切さを確認した。

 岩手、秋田両県の行政関係者や八幡平周辺のパークボランティアら約50人が参加。本県側は黒谷地湿原付近から県境の見返り峠までの登山道を歩き、盗採の有無や歩く際に危険な場所、周辺施設の破損状況などを見て回った。キヌガサソウなど一部の高山植物が意図的に採られた跡が見つかり、盗採発見時の連絡先や対応などを確認し合った。

 同事務所盛岡管理官事務所の荒巻理恵自然公園管理官(27)は「八幡平周辺の特別保護地区内ではすべての植物を採ることが規制されている。マナーを守り、美しい自然を楽しんでほしい」と呼び掛ける。