奥州市の水沢菓子組合(千葉亮組合長)は18日、同市内で記者会見し、史上初めて撮影されたブラックホール(BH)をテーマにした商品開発の概要を発表した。撮影した国際協力プロジェクトの日本チーム代表で同市水沢星ガ丘町の国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹(まれき)所長(47)も出席し、地元の盛り上げに結束を固めた。

 同組合の全8社がそれぞれ和洋菓子やパンなどの商品開発や包装デザインを手掛ける。8月24日に同観測所などで開かれる「いわて銀河フェスタ」で完成発表し、各社の商品の詰め合わせを数量限定で無料配布する方針。各社の店舗などで販売も行う。

 5月に同組合に話を持ち掛けた本間所長は「BHの形がドーナツに似ているとネット上で話題になったが、自分はより立体的な大福に近いと思っている。そんな話の中からお菓子とコラボする案が浮かんだ」と振り返り「お菓子という日常的な形にすることで、研究成果に長く関心を持ち続けてもらえると思う。地元の経済貢献にもなればうれしい」と期待を寄せる。