一関市厳美町の須川高原温泉(稲垣栄会長)の従業員佐々木啓二さん(67)は、会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックなどで同温泉や栗駒山の風景を発信している。少年時代から訪れていた愛着を胸に県職員を退職後に転身。早朝や夕方に趣味のテレマークスキーで散策した際の写真を投稿し「少しでも温泉のPRになれば」と願う。

 気仙沼市出身の佐々木さんは昨年3月に県職員を退職。小学生の頃に湯治で訪れた同温泉の思い出をたどろうと一念発起して就職した。5月2日から同温泉に住み込みでフロント業務などに携わっている。

 休憩時間や休日に55歳で始めた趣味のテレマークスキーで同温泉周辺を散策。青森県の八甲田山などにも足を運んでいる。

 日記代わりに55歳から写真の投稿を始め、同温泉に就職してからは、朝焼けに映える同温泉の建物や駐車場から眼下に広がる雲海、須川湖に映りこむ秣岳(まぐさだけ)など、刻々と変化する山の風景を発信し続けている。