大槌町は18日、同町大槌の三陸道脇の小鎚第2トンネル電気室付近で避難ルートの見学会を開いた。町は同室周辺を津波の1次避難場所とする手続きを進め、防災態勢の充実を図る。

 同町の大ケ口、源水両地区の住民約30人が参加。22日に開通する三陸道釜石北-大槌間(4・8キロ)の大槌高架橋下から、通常は閉鎖している約100メートルの管理用スロープを上り、同室周辺の海抜18メートル、広さ約300平方メートルのスペースまで歩いた。

 ここから指定避難所の大槌学園そばの大槌インターチェンジ(IC)まで約500メートルで、緊急時は三陸道の路肩を通り同学園に徒歩で避難できる。

 両地区は東日本大震災で浸水。1次避難場所の大ケ口裏山と源水裏山は大雨時の土砂災害警戒区域になっており、町は同室周辺を新たに指定しようと南三陸国道事務所と協議している。町は同区間の開通後、早期に新たな1次避難場所指定を県に申請する方針だ。