介護現場の課題を共有し、質を高める目的で、県内の3種別の介護施設を統括する「いわて地域密着型サービス協会」(松田宇善(たかよし)会長)が17日、設立された。県内の約9割のグループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所が参加する2団体が統合し、認知症デイサービス施設も加わる。高齢化社会の進行に伴う需要増や担い手不足など介護業界が抱える課題は多様化。協会は一本化した研修会を開くなどノウハウを共有し、サービス向上につなげたい考えだ。

 盛岡市盛岡駅西通のアイーナで行った設立記念式典には、県内のグループホームのスタッフら約120人が出席。釜石市でグループホームを運営するコンフォートライフの代表社員を務める松田会長(47)が「協会統合で基盤を安定させ、活動の拡大を目指す」とあいさつした。

 県認知症高齢者グループホーム協会(180カ所)と、いわて小規模多機能型居宅介護事業所協会(72カ所)が統合。協会を持たなかった認知症デイサービス施設も参加する。