奥州市水沢羽田町の南部鉄器製造業及富(及川一郎社長)は、「ゴジラ」をかたどった南部鉄瓶を制作した。1954年に放映された1作目の映画に出演した俳優宝田明さんも企画に参加。長年愛され続けるゴジラと伝統技術がコラボし、国内外のファンから注目が集まりそうだ。

 鉄瓶は初代ゴジラの胸から上をかたどった。高さ27センチ、奥行き36センチ、幅30センチで、容量は約1・2リットル。ゴジラの尻尾が持ち手で、鼻からお湯が出る。3D印刷や、ろうを溶かして鉄を流し込む鋳造技術で、ぼこぼこした肌の質感や鋭利な牙を再現した。東京湾を模した台座も付属している。

 2017年に同市在住で英国出身の彫刻家グレゴリー・ローズさんがデザインし、同社が制作した恐竜形の鉄瓶をヒントに、「ドンピシャでゴジラ世代」という同社の菊地章専務(62)が発案した。

 65個限定の受注生産で、価格は税別100万円。申し込みはホームページ(https://godzilla.store/shop/secure/takarada-p.aspx)へ。