現職知事の達増拓也氏(55)は16日、任期満了に伴う8月22日告示、9月8日投開票の知事選に、4選を目指して立候補することを正式表明した。「震災復興にある岩手の未来を切り開く」と決意を述べた。引き続き無所属の立場で「県民党」を掲げる一方、前回選と違い立憲民主、国民民主、共産、社民の4野党に推薦要請する方針だ。

 達増氏は盛岡市内のホテルで記者会見。4選出馬の動機について「復興が途上にある。北上川流域の産業躍進と人手不足など、大きなリスクと大きなチャンスが目の前にあり、何とか良い方向に持っていく」と強調した。

 2015年前回選では政党推薦を求めなかったが、今回は県内組織を持つ4野党に対し、要請する意向。「4年前は(政党が)四分五裂の状況だったが、国民と自由の合流で旧民主がほぼ復活した形になった。4野党が有機的に連携しており、県民党的な広がりが期待できる」とし、自民党については「独自候補を目指すと公にしているので遠慮する」と述べた。