盛岡地区かわまちづくり(舟運)実行委(村井軍一会長)は15日、盛岡市を流れる北上川で北上川フェスタを開催した。木造船もりおか丸の運航やゴムボートでの周遊などを行い、市民らが身近な川の魅力を体感し、かつての舟運文化に理解を深めた。

 12人乗りのもりおか丸は5便運航し、同市の旭橋付近を出発。30分かけて約2キロ下流の明治橋付近に到着した。その後徒歩で市指定有形文化財の御蔵やもりおか町家物語館などの鉈屋町・大慈寺地区を巡り、歴史の一端に触れた。

 岩手大付属小4年の村井大晃(ひろあき)君は「普段船に乗ることがないので、体験できて楽しかった」と笑顔。同市盛岡駅前北通の主婦宮沢悌子さん(64)は「護岸の石垣がきれいで、下から見る盛岡の景色は新しい発見だった」と感銘を受けていた。

 もりおか丸は9月まで月1回、関係者が実証実験を重ね、本格運航を目指す。