2019.06.15

光る選球眼、底知れぬ成長力 大谷、日本選手初サイクル安打

レイズ戦の1回、左中間に先制の8号3ランを放つエンゼルス・大谷翔平=セントピーターズバーグ(共同)
レイズ戦の1回、左中間に先制の8号3ランを放つエンゼルス・大谷翔平=セントピーターズバーグ(共同)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(24)=奥州・水沢南中-花巻東高=が13日(日本時間14日)、フロリダ州セントピーターズバーグで行われたレイズ戦で、日本選手として初めてサイクル安打を達成した。巧打と長打を兼ね備えた打撃に持ち前の俊足を生かし、憧れのイチローでさえ成し遂げることができなかった大記録を打ち立てた。

 大記録を予感させる言葉があった。四球を選んだ10日のドジャース戦後。「代打で出場した割にはよく見えていた」と振り返った。1試合で何人もの投手がマウンドに上がれば、常に代打のような状況になり、選球眼が重要になる。

 追い込まれながら第3打席のカーブ、第4打席のチェンジアップを見極めることができたのは、常に結果よりも内容を重視し、全球種への準備をしていたからだろう。背番号17の成長力が凝縮されたサイクル安打だった。

(本紙特派員・小田野純一)

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