奥州市水沢中町の一般社団法人盛(もり)の郷(さと)(佐藤正美理事長)はインドネシアの外国人労働者送り出し機関の日本支部となり、国内企業と現地人材をつなぐ支援活動に乗り出した。13日は同国の関係者が盛岡市内で視察した。4月の改正入管難民法施行と人手不足を受け、将来的に県内を含む全国で年5千人への受け入れ拡大を目指す。

 送り出し機関はスマトラ島メダンの民間団体「ヤヤサン・パディ・ジャパン・インドネシア」。13日は事務局関係者やメダンの看護大「サンタ・エリザベス・メダン」のカロ・メスティアナ学長(44)の計4人が盛岡市東安庭の盛の郷盛岡支部を訪れた。

 盛の郷は2017年8月に発足し、インドネシアで農業支援活動を展開。活動を就労支援へ発展させる形で今月1日、ヤヤサン日本支部となった。

 今後は現地の大学などに日本の求人情報を提供するほか、日本国内では採用ニーズを把握するため企業訪問や各地でのセミナー開催を予定する。外国人労働者の生活面を支える「登録支援機関」になろうと日本政府に申請中。受け入れに必要な住居確保や日本語習得支援にも取り組む。