【東京支社】国際リニアコライダー(ILC)の国内誘致を目指す東北ILC推進協議会や北海道東北地方知事会、北海道・東北6県議長会、東北市長会は12日、誘致実現に向けて早期に、より明確な意思表明をするよう政府与党に要望した。

 高橋宏明東北経済連合会名誉会長、達増知事、佐々木順一県議会議長、谷藤裕明盛岡市長、谷村邦久県ILC推進協議会長、鈴木厚人県立大学長らが首相官邸、文部科学省、国土交通省、復興庁を訪問し、菅義偉官房長官らに要望。都内のホテルで開かれたリニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟の会合では、河村建夫会長に要望書を手渡した。

 出席者によると菅官房長官は「要望をしっかり受け止めたい」、河村会長は「東北の総意を受け止めてILC実現に向けて取り組みたい」と答えた。

 要望後、達増知事は「オール東北での要望をしっかりと受け止めてくれている感触が各省庁で広がっている。本年度が勝負の年と感じている」と強調。谷村会長は「政府も関係省庁が連携していろんな活動をしている成果が出ていると感じた」と語り、高橋名誉会長は「政府は明確な意思表示を早くしてもらいたい」と求めた。